妊婦への高血圧の治療・通販で買える薬は安全?

女性は男性よりも平均的に血圧が低い人が多いです。
しかし、妊婦になると高血圧になることがあります。これを「妊娠高血圧症候群」と言います。
妊婦では、妊娠後期になると母体である女性の血圧が急上昇して高血圧が起こるケースがあります。通常の高血圧と違うのは、蛋白尿が一緒に出るところです。
2000年代半ばまで、妊娠高血圧症候群は、妊娠中毒症と呼ばれていました。中毒とは、なんらかの毒性の影響によって起こります。しかし、毒性のある物質が存在しないことがわかったため、名前が変更されました。
現在もはっきりした原因はわかっていません。現在有力な学説として支持されているのは、「子宮がなんらかの原因で縮むこと」だとされています。するとそこから血圧を上げる物質が母体に分泌されて、血圧が上がると考えられています。ただし、これはあくまで仮説です。
妊婦の高血圧の場合、普通の体ならば使える薬が使えないケースも多いです。基本的には、絶対安静が対処方法になっています。
一部ではカルシウムを使った薬ならば安全と言われていますが、国内での使用例はほとんどありません。
通販で高血圧の薬が買えるようになっていますが、妊婦の場合には安易に手を出してしまうのは危険です。通常の高血圧でも、自己判断で通販薬を使って、思わぬ副作用が生じる危険性もあります。
通販の薬が使えるのは、すでに病院で診断を受けて、医師から薬を処方してもらった場合です。この場合には自分に合う薬がわかっているので、通販で安く買っても良いでしょう。ただし、通販薬を使って副作用が出てもすべて自己責任になります。海外からの輸入薬は偽物や粗悪品が出回っている危険性もあるので、十分注意して利用を検討すべきです。