自覚症状が出にくい病態を持つ高血圧とその原因

高血圧には大別する二種類あり、本態性高血圧と二次性高血圧とに分類されます。この種類分けは原因疾患の有無によるものであり、様々な検査の結果として原因疾患が見つかった場合には二次性高血圧とされ、そうでない場合には本態性高血圧とされます。二次性高血圧の場合にはその原因疾患の種類によって病態が異なり、治療法も変わっていきます。しかし、どのような病態であったとしても基本的には原因疾患の治療と降圧剤による血圧管理が行われていくのが治療方針として共通しています。本態性高血圧の場合には原因がわからないというのが恐ろしい部分ではありますが、現代では生活習慣病であるという認識をされるのが一般的であり、体格や他の検査値から肥満、糖尿病、脂質異常症などの合併しやすい生活習慣病を患っていないかということが確認されていきます。そして、その合併の状況に応じて適切な食事療法と運動療法が開始され、適宜降圧剤を処方することによって血圧管理が行われていきます。高血圧の病態として自覚症状がはっきりと表れないという点があり、これは種類によらずに共通しています。原因疾患の自覚症状や、合併症の自覚症状を訴えることになることは多いものの、血圧が異常に高い状況になっていなければ自覚症状が現れにくいのです。そのため
、特に原因疾患がない場合には発見が遅くなることも多く、合併症の発症をもって医療機関にかかるということもよくあります。しかし、血圧は簡単に測ることができるというのがメリットであり、定期的に血圧測定を行って自分の血圧を知っておくということが大切です。高めになってきたと感じたら治療よりも先に生活習慣の改善を行うことで予防をしていくこともできるからです。